劇団って何やるの?儲かるの?面談で聞かれた質問に答えます

劇団

こんにちは、まことです。
本記事では、まことがやってる団体ってどんなもんなん?
劇団って何やるの?
楽しい?
儲かるの?
などの質問に答えたいと思います。

おいおい、いきなりそんな質問する人いないだろ?
自作自演か?と思う方、本日団体の稽古日だったんですけど本日体験稽古された方からの質問ですので自演ではないですよ!

劇団って何やるの?

劇団という単語は【劇団四季】などで聞いたことがあるかもしれませんが、そもそも劇団って何をしているものなのか知っていますか?

そんなの簡単だよ、お芝居(演劇)でしょ?と思われる方。。。正解です!

プロの演劇人・俳優・女優さんは観てくださる方の前でお芝居をする人です。
大きい劇場だと500〜1000人の前でお芝居をしています。
ですが、まことがやっているのは素人の趣味の団体なので今回は趣味・素人がやっている劇団についてお話しさせていただこうと思います。

趣味とプロは何が違うの?

やっていることは一緒なのに何が違いなの?
と、お考えの人がいました。

結論から言いますと、目的が違います。
怒らないでくださいね?

ざっくりと、綺麗事は抜いて言います

・プロの方々はお金目的です。
・趣味の方々は何も考えておりません。

綺麗事を抜くとこうなっちゃいますよね。笑
あ、1考えとしてこう思っている人もいるよねって思ってください。

趣味の演劇は楽しいのか?

はい、演者は楽しいです!
ただ、最初は稽古・練習をしているだけで楽しいのですが、慣れてくるとそれだけでは物足りなくなってしまいます。

物足りなくなると次にやることは公演、人様に見てもらうことです。
これがまた快感になるのですよ。

人によっては趣味でも苦痛になってしまう人がいますが、その人は向いていません。
苦痛と思ったらそれを趣味にするのはあきらめましょうね。
続けてても楽しくないので・・・

趣味でやる劇団は儲かるのか?

そんなのわかりきってますよね。笑
儲かりません!
演劇に関してはやればやるだけ赤字です!

ではなぜやるのか?
A.楽しいからです

実際に来る質問はこういう感じ

ここは箇条書きにしたいと思います。

Q1・お金はかかりますか?
A・団費と当団体は公演時に費用が割り勘でかかります。

Q2・稽古は休んでもいいんですか?
A・趣味なので都合がつかないときは休んでも大丈夫です。

Q3・やるジャンルはなんですか?
A・ミュージカル以外をやる予定です。

Q4・儲かりますか?
A・儲かりません。

Q5・演劇に関わったことがなくても大丈夫ですか?
A・全く問題にです。

基本的に質問される内容は本人にとって重要なことが多いです。
ただたまにとんでもない質問されることもあります。

Q1のお金は団体ごと、地域ごとに変わります。
東京ですと団費が月に5000〜10000円が多いかと思います。
他の県より高いですが完全に土地柄ですね、稽古場所代が地方だと500円程度で借りられますが東京だと1500〜6000円です。
もちろん安いところを探せばあるのでしょうが大きい声が出せて体を動かせる広さになると大体がこのくらいです。

公演時は貰っていた団費を全部使って、足りない金額をその時いるメンバーで割り勘にします。
初回公演の時を例にして挙げると
(小屋代+小道具や大道具、衣装代などの雑費ー今まで集めてたお金)÷人数=〇〇
(240000+25000ー68000)÷6=32,833…
となり、不足してあとから集めるのが嫌いな自分は先に少し多めに言って35000円をもらっていました。
余った分は後で返しています。
小屋代は規模で変わるのでなんとも言えません

団体によっては団費はいう名前では取らず、毎回稽古に使う場所の費用はその日参加した人数で割り勘、それと公演準備費として月に数千円集めるところもあります。

Q2、休んでもいいのか?という質問も多くきます。
商業ではなく趣味の活動なのでご自身の都合がつかなかったら全然休んでも問題ないです。
逆に休んじゃダメってどんな団体ですかってなりますよね。

Q3のやるジャンルに関しては正直な話、うちは固まってないだけです。
他団体だとシリアス系のみ・コメディ系のみ・サスペンス系のみ・シェイクスピアしかやらないという団体もあります。
自分が楽しめないと思うジャンルは苦痛になる場合があるので大事ですよね。

Q4の儲かりますか?は絶対聞かれます。
趣味で楽しむためにやっているのに儲かるなんてほぼほぼないですよ。
団体・演者にファン(お客さん)がついていない限り黒字にできる団体は一握りです。
もしそんな団体がいるなら趣味じゃなくてプロと言って欲しいです。苦笑

Q5の素人(未経験)でも大丈夫か?も結構聞かれます。
何事にも初めてがあるので別にそこで落とすとか拒否することはありません、ただうちお団体で問題ないのかはめちゃくちゃ聞きます。

他にも聞かれることは多いですけどこのブログは劇団の宣伝用じゃないのでこれ以上詳しく書かなくてもいいと気が付きました。笑

まとめ

趣味に演劇を選んでしまったことを後悔する時もありますけど、自分は仕事につながる可能性もあるので満足しています。

ただ、今から演劇を始めるという人にはあまりお勧めはしません。
特に自分で0からスタートする方は本当に薦めません、ストレスしかたまらないかもしれないです。

始めるならただ単に楽しむためにしてください!
お金稼げればいいなとか思っているなら本当に無理です。

趣味で楽しむことが目的のひとは選択肢としてありだと思います。
副業として演劇をしようとするならお勧めしません。
完全位赤字になってしまいます。

結論

趣味の演劇・劇団は儲かりません!

むしろお金は減るし友達たちにも嫌われてしまいます。
プロの役者・表現者になりたいと思っていない方は手を出さないほうがいいです。

まだまだ始めたばかりで拙い文章ですがこれからもよろしくお願いします。

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